かわいたあきの風が肌をなでる
押し寄せる冬の気配

またたくまに過ぎ去る一年
あれから何か得たものはあるのだろうか
あのときから積み重ねたものはあるのだろうか

求めるものも見つけられずに
探そうとする若き心もどこかに

あきの風が体を冷やしていく
情熱を消し去ろうとするかのように