『イマジン』や『漱石先生大いに悩む』等、近刊をまとめて読むことができたので、久しぶりで書き込みさせていただこうとしたら、ネットの中日新聞で、愛知の町村合併に関する冗談みたいな（これがホントウというところが恐ろしい）記事を眼にして、清水作品近刊への感想がふっとんじゃった。

以下、ネット版中日新聞１月28日付けの記事から引用（著作権法の許容範囲で）
＞来年三月の合併を目指す愛知県美浜町と南知多町でつくる法定合併協議会は二十七日、
＞合併後の新しい市の名称を「南セントレア市」と決めた。「セントレア」は、美浜町の
＞北隣の常滑市に来月十七日開港する中部国際空港の愛称。
（中略）
＞新市の名称については、参考にするため昨年十二月に全国の小学生以上を対象に募り、
＞「南知多市」「美南市」など約三百三十件が寄せられた。その中に「セントレア」はなかった。

日本の空港の愛称に国籍不明（外国語苦手なもので・・・。どこの国の言葉ですか、これ？）の「セントレア」というのも、いいかげん凄いと思いますが、それを地名に、しかも日本語という母国語がちゃんとある日本の地名にするというのは、どういうこと？（どんな言葉も時代や他文化との接触で変化してゆくものではあるのですけれど）
おまけに、応募されてきた案には含まれていないというのに！？

＞この日の協議会で、会長の斎藤宏一美浜町長や、議会や住民の代表の委員ら二十六人が名称を
＞記入して投票。その結果、「南知多市」「セントレア市」などが上位になった。意見集約した
＞ところ「二月十七日にセントレアから飛行機が飛び立ち、新しい市の出発にイメージが良い」
＞「ネームバリューがあり、新しい市も全国や世界にＰＲできる」などとして決定した。

・・・・・このご意見には清水義範作品もびっくり？
確か、清水先生は該当地域にリゾートマンションをお持ちだったと思うんですが、もし是認させてしまったら、「愛知県 南セントレア市 某マンション 清水義範 様」という暑中見舞いを受け取ったりなさるわけでしょうか。