皆さん図書館の利用振興キャンペーンで盛り上がって（？）おられるので、実は本職が図書館屋
の私はとても嬉しくなってまった。（ところが、職場が公共図書館ではないので、職権乱用して
清水さんのご著書を買いまくるわけにはゆきません。私もハードカバーが文庫になるまで辛抱強く
まってます。この間、連れ合いが出張で人里に出た時、古書店Book offで大量に清水本を買って
きてくれたので、今は未読の清水作品が沢山身近にあって幸せ。閑話休題）
公共図書館で、購入リクエストをしてから受け入れまで時間がかかる問題ですが、その図書館を
通じて、該当作品を持っている別の図書館から借りてもらう「図書館間貸出」というサービスを
してくれるかもしれません。もっとも、絶版本など、書店を通じては入手できない本に限って
やってくれるところもあるので、司書の方に相談してみてください。
あ、それから、司書と仲良くなって（よく「図書館の人は怖い」なんていう意見をききますが、
今日びは大抵の図書館ではそんなことありません。一見無愛想そうに見える人でも。たまに、
本当に取りつくひまもない人もいますけど。）清水ファンにしてしまって、選書会議の時に
プッシュしてもらう手もあるな。司書があまり自分の好みを主張するわけにはいきませんが、
何らかの違いはでるかも。
もひとつ、時間はかかるけど、その図書館の利用者の中で「清水さんファンの輪！」（「笑って
いいとも」って今でも放送してるんですか？）を広げて、おのおのがリクエストを出しまくる
のが確実かも。「失楽園」や「五体不満足」等を一館で多数部購入する例からおわかりのように、
利用希望者の多い本は優先的に買ってもらえることが多いです。