本棚が見たい！３

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著者・編者	文・川本武、甲斐武佳、野辺律子／写真・津藤文生
コード	ISBN4-478-95026-1
初出	ダイヤモンド・エグゼクティブ	1992年12月号から1998年１月号まで
単行本	ダイヤモンド社	1998/02/13
文庫本	未収録
分類	本についてのインタビューと本棚の写真
内容	本棚が見たい！３　ＰＡＲＴ１
	橋本治の本棚	本が一番好きだったのは、おばあちゃんに絵本を読んでもらっていたときかも。
	唐十郎の本棚	大学二年のとき、どんな本を読んでるのと聞かれ、『小鹿物語』と答えちゃった。
	清水義範の本棚	高校時代はなぜか、完全に谷崎潤一郎の心酔者でしたね。
	櫻井よしこの本棚	子供のころ、読書禁止令が出たんです。それでも、隠れて読んでいましたね。
	Ｃ・Ｗ・ニコルの本棚	ＳＦも好きだけど、ＨＦ（ヒストリー・フィクション）が、いちばん読みたいね。
	有田芳生の本棚	いい本って、いい言葉がたくさん出てくる本のことじゃないかな。
	勝目梓の本棚	昭和二五年ごろの炭坑は、いろんな人がいて、面白い世界だったんです。
	市川崑の本棚	『用心棒』と『無法松の一生』は、いまでも、必ず読む脚本（ほん）なんです。
	本棚が見たい！３　ＰＡＲＴ２
	大森一樹の本棚	映画の撮影中ほど、やたらと本を読みたくなるんですね。
	森本哲郎の本棚	私にとって、本とは、いつか読もうと思っているものなんです。
	生島治郎の本棚	この本棚だけは、捨てられない。ぼくという作家を育ててくれたから。
	江波戸哲夫の本棚	小学生の時分から、松本清張を読んだ記憶があるんです。
	唐沢俊一の本棚	なぜ私は、古書に魅せられるのか、病気なんですよ、じつは。
	高橋章子の本棚	一人の友達から渡された太宰治で「私も生きていけるんだ」と感じたの。
	中村彰彦の本棚	三〇歳ごろ、ふと思い出して読んだのが、海音寺潮五郎の『平将門』でした。
	邱永漢の本棚	問題意識が先にあって本はその後。だから、本だけは自分で買うしかない。
	本棚が見たい！３　ＰＡＲＴ３
	大槻ケンヂの本棚	乱歩のトリックは、いまでも思います。「なんてくだらないんだ！」って。
	山本益博の本棚	下宿の主人が、詩人の松永伍一さん。本の選び方を教えてもらいました。
	林家木久蔵の本棚	大佛次郎先生に、鞍馬天狗のこと、聞いておけばよかったなあ。
	鈴木邦男の本棚	待ち合わせのとき、必ず三〇分は早く行って読書の時間をつくるんです。
	金子郁容の本棚	「本を読まなくては」という強迫観念に取りつかれた経験はまったくない。
	阿井景子の本棚	女学校時代は母に見つからぬよう、家の屋根に上って読書三昧。
	田村隆一の本棚	これだと思える本に出会ったら、それはひとつの恋愛、永遠の宝。
	オバタカズユキの本棚	開高健以来、遠ざかっていた小説の世界に浸りたい気分です。
	あとがきに代えて
その他

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