私が、清水さんと並んで好きな作家のケースを少々。

○赤瀬川原平　本名、赤瀬川克彦。（筆名）尾辻克彦。
○尾辻克彦　本名、赤瀬川克彦。（別号）赤瀬川原平。
見出し２つに出てくるのは、さすがで、「別号」というのも、カッコいい。
同様な記述で「別号」ではなく「別名」になってるひともいて、その違いがよくわからない。

○筒井康隆
本事典には記述なし。本名だったと思いますが、
「清水義範　本名、沖慶介」あるいは「沖慶介　本名、清水義範」がありなら、
「櫟沢美也　本名、筒井康隆」（同人誌時代の変名のひとつ）も、あり？

○町田康
本事典には記述なし。
本名？別号、町蔵？

○辻仁成（つじひとなり）本名。
別名、つじじんせい？（作家名ひとなり、ミュージシャン名じんせい、のようですが）
松本清張（まつもとせいちょう）本名、きよはる。
安部公房（あべこうぼう）本名、きみふさ。と同じパターンで。

○宮武外骨
本名。幼名、亀四郎。
おおーっ！本名！

清水フリークの「おっさん」です。といっても店長ほどではないですが……。
確か、私の記憶では、同人誌時代に発表し商業誌に発表された「冒険狂時代」という短編などは沖慶介名義だったと思います。この短編は、その後、講談社の「宇宙塵傑作選」にも収録されたはずです。もちろん、本名とペンネームは逆ですが、本名とペンネームの関係は、たとえば本名・福田定一、ペンネーム司馬遼太郎、などという場合に意味があるわけで、清水さんの場合にはほとんど意味はないですね。ねまき猫 の意見に同意です。

肘江田 津比子さん、ＫＯＮ太さん、ご反響ありがとうございます。

たしかに「逆」でもあるようですが、「清水」「沖」の両名義の知名度の関係からすると、単純に逆というより、
同じリストにある、「荒俣宏　本名。（筆名）団精二」「小林信彦　本名。（筆名）中原弓彦」などのような記述がまだ自然で、
しかも「団」や「中原」名義では、翻訳とか評論とか別分野の著作があったけど、
「沖」名義では、同人誌時代の作品しかなかったように記憶していますので、
私も、ひょっとしたら？、と、考え込みました（笑）

紀田順一郎さんといえば、「古本屋探偵の事件簿」という著書もある、この方面には博識なかたで、
（じつは、古本屋さんを営みながら探偵小説も書いている（で合ってたっけ？）出久根達郎さんのことと、少し混同しておりましたが(^^;)、）
単純なミスを犯すわけがなく、何か、メッセージがあるのでは？深読み。
あるいは、紀田先生からのアンケートに、清水先生がパスティーシュのつもりで回答したのが、
真に受けられてそのまま掲載、なんてストーリーもありかも。

＞KON太様
逆だったんですかぁ^^　納得です。
共感くださってうれしゅう御座います（笑

＞マキオ様
はじめまして^^
「復讐病棟」もそうですが、清水先生のホラー作品は、本当にゾクッとくるように恐いので参ってしまいます。本当にバラエティが豊富ですね^^
夜になんて読んだ日にゃ、すぐさま焼酎を飲んで寝てしまいたく（「こわい話」よりｗ）なります。飲めないですが（笑

KON太さま、お知らせ下さってありがとうございます！
早速、探しに行って来ます。

ねまき猫さんの
　＞「清水義範　本名、沖慶介」
　の記述は逆でしょうねぇ。
　同人誌に「沖慶介」名義で書いていたことがありますが、
　肘江田津比子さんと同じように、もしや、とも思いました(笑)

マキオさんの
　＞病院に院長の息子の体育科の暴力教師が入院してくる話
　は間違いなく『復讐病棟』ですね。
　「アキレスと亀」（角川文庫）または「黄昏の悪夢」（角川ホラー文庫）に収められています。
　正確には、体育教師と、その息子が入院している病院の担当医との話です。

薦められた清水先生の作品があるのですが、
題名がどうしても思い出せません。
ストーリーは、
病院に院長の息子の体育科の暴力教師が入院してくる話です。
どの本に収録されているか分かる方、お知らせください。お願いします。

＞ねまき猫様
それは……いったい何処からどう伝わった情報なんでしょうかね^^；
それとも清水先生は、いや沖先生は「清水義範」という人物になりすまして、人生をかけた大パスティーシュを作っているんでしょうか（笑

＞もこ様、雨音様、sgt.ペパー様
皆様はじめまして^^
清水先生のファンがどんどん増えていきますねー^^
皆さんどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

＞sgt.ペパー様
新作として読めるなんてうらやましいですねー^^
ところがどっこい！　清水先生の本は何度読んでも飽きません。先生の作品に後を引く力があるのか、単に私があほうで記憶力がないのかは分かりませんが、読めば読むほどはまりますよ^^

ご無沙汰です。台風や地震で、あちこちたいへんな中、
こんなことに、こだわってる場合じゃないかもしれないのですが、
紀田順一郎さんの「ペンネームの由来事典」（東京堂出版）というのを読んでて、
巻末のリストに、「清水義範　本名、沖慶介」というのを見つける。
あれっ、そうだっけ？

実は、清水先生の本、読んだ事が無かったのですが、ビートルズマニアの僕は、「イマジン」というタイトルにひかれて、遅れ馳せながら今回めでたく清水義範デビューしました。感想はただ一言、「おーもーしーろーかーったー！！！」です！勢いあまって、「イエスタディ」を読み（単純な僕）、更に勢いで「迷宮」、「バールのようなもの」、「日本語の乱れ」等、順番はメチャメチャでしょうが貪り読み、「またお気に入りの作家がひとり増えたぞ！」などと、幸せ気分に浸っております。皆さんはもう何十冊と清水先生の本を読んでいると思いますが、僕はこれから、それらを全て新作として読めるんですぞ。どーです、羨ましいでしょう！（笑）

雨音です。

清水義範さんの本は、私を爆笑の渦に巻き込んで今、違うジャンルに挑戦？している
みたいだけれど、皆さんはどちらの清水さんがお好きですか？
笑える清水さんか・・私は断然笑える清水さんです。母は清水さんオンリーなので、
早く東京で買ってせっせせっせと送っているしだいです。

どうぞこれからもよろしくお願いします。仲間に入れて下さいね。

>tennessさん
「イマジン」読みましたよ。分類としてはタイムスリップ物ということになるんでしようか。ジョン・レノンの暗殺を阻止しろ、という帯は（間違いじゃないのですが）実は話の中のヒトコマで、むしろ今は疎遠になっている親父がジョン・レノンのことを異常なほど好きだった、で、なぜそれほどジョン・レノンに親父がこだわっていたのかは、実はループになっていて（ネタバレを避けるためにこれ以上は書きませんが）、親子の断絶と再生がテーマの小説でした。ラストが実にほのぼのと感動的で、とてもよかったです。
あ、それと悪人の抹殺の仕方が、なるほどと思える方法で、感心しました。私の評価としては「バードケージ」より、こちらの方が上ですね。

>もこほめ
「ほめ言葉大事典」、おもしろいですねえ。まさに清水さんならではの本だと思いました。ただ、やっばり切りよくあと10追加してほしかったですね。

はじめまして〜雨音です。どうぞよろしくお願いします。

清水さんの作品に出会ってから、もう１０年たとうとしています。
最初に読んだのが、「ジジババ列伝」でして・・これは、タイトルが面白い〜♪
と思って購入いたしました。笑った笑った・・狂い死ぬ！！
思わず、実家（信州です）の母に送ってあげたらば！もう〜面白くてたまらなかったそうなのです。それからというもの、母は目をサラのようにして、清水さんの本を探すようになりました。私顔負けです、汗。
しっかし〜「永遠のジャック＆ベティー」には、笑った笑った笑った、こちらはヘビーで
もうお腹かかえて笑うしかない！！あちこち笑いながら転がり回って読んだ覚えがありまする。なので、私は清水さんのユーモア小説が好きなんだと思います。
こちらのHPにたどり着いたのは、奇蹟としかいいようがありません。嬉しいです☆

どうぞ、またよろしくお願いします。

はじめまして、もこと申します。今までROMしてました。

「ほめ言葉大辞典」買いました。
実はイラストの川原泉さんの大ファンでもあり、私にとってお買い得な本でした。
面白かったですよ〜。さすがほめ名人！という感じでした。

　先日、新刊『イマジン』を図書館で予約しました。
以前発表された清水義範の時間移動系の小説（題名は忘れましたが・・・）
が面白かったので、『イマジン』も時間移動系の小説ということで、
私の手に届く日を楽しみにしています。
そこで、もし『イマジン』を読まれた方がいらっしゃいましたら
感想をお願いします。